JA南三陸
気仙沼茶豆&アンジェレ大収穫祭
日時:平成25年9月19日(木)10:50~13:30
会場:JA南三陸 階上大谷地区ライスセンター
_9月の澄んだ秋晴れの空の下、宮城県気仙沼市のJA南三陸 階上大谷地区ライスセンターで、「気仙沼茶豆」とミニトマト「アンジェレ」の収穫祭が行われた。
_初めに、ライスセンターの目の前の圃場では、枝豆収穫機を用いた気仙沼茶豆の収穫作業が行われ、続いて収穫された茶豆の選別・洗浄の工程が披露された。今年の茶豆は実が詰まってたいへん美味しく、上々の出来栄えとのこと。
_やがて、ライスセンター内では収穫を祝う式典が行われ、その後で、穫れたての気仙沼茶豆と、赤く熟したミニトマト「アンジェレ」の試食会が行われた。
収穫作業
_会場であるライスセンターの前の茶豆圃場で、気仙沼茶豆の収穫作業が披露された。キリングループの助成で昨年に導入された枝豆収穫機が圃場に分け入って、実の詰まった茶豆をどんどん収穫して行った。この日は天候にも恵まれ、最高の収穫祭が予感された。
アンジェレ農家代表 熊谷 恵子 様
子どもがアンジェレしか食べなくなった。
_元々、私は医療事務の仕事をしていて、農業はまったくの初体験でした。しかもアンジェレは新品種ということで、毎日が試行錯誤の繰り返しです。このアンジェレは背丈が高く、50cmほど育ったところで「折り返し誘引」
※というのをしなくてはいけないのですが、今年はその誘引に失敗してしまいました。しかし実付きが非常に良く、収穫量は思った以上のものになりました。今後、上手く誘引ができれば、さらなる収穫増に期待ができそうです。
_現在は5アールのハウスで、JA全農が開発した「うぃずONE」というトロ箱(発泡スチロール製の箱)を利用した栽培システムで作付けを行っています。5月に作付し、予定通り7月に収穫できました。
_アンジェレは実割れが少ないため、ロスがあまり出ないのも魅力。ほんのわずかに出た実割れのアンジェレは、近所に配ったのですが、大変好評でした。中には「子どもがこのトマトしか食べなくなった」という声もあったほどです。今後はもっと作付面積を増やしていきたいですね。
_※ 誘引(ゆういん):株の成長にともなって、茎の要所をひもで支柱に縛りつける作業。
南三陸農業協同組合 営農生活部次長 阿部 國博 様
新しい技術、新しいパッケージ
_今年は「ブランド育成」の年として、新たな試みに取り組んでいます。気仙沼茶豆については「すぐ食べレンジ」という新パッケージを導入しました。このパッケージは、生の茶豆を入れて電子レンジで5分加熱するだけで食べられるという優れものです。
_当初は、調理の手間が省けることだけをメリットと考えていましたが、実は意外な副産物がありました。水で茹でたときと比べ旨みが逃げないため、味わいが濃く、美味しくなるんです。このパッケージで、さらなる知名度アップにつなげたいと考えています。
_ミニトマトのアンジェレは、昨年から本格的な作付けをスタートしたばかり。スイスのシンジェンタというメーカーと全農がタッグを組み、一元販売をすることになった品種です。農法は「うぃずONE」というトロ箱栽培システムで、津波で塩害が出ている農家でも問題なく育てられる方法を採用しました。導入にあたってのコストが低いこともメリットです。現在は2カ所の作付けに留まっていますが、今後はもっと作付面積を増やしていきたいですね。
_現在アンジェレの生産は西日本がメインですが、あちらは気候の関係で冬から春にかけての収穫となるため、夏場はどうしても品薄になります。その夏場に、冷涼な東北の気候を生かして安定的な出荷が見込めるようになればと考えています。
収穫から出荷までの作業の紹介
枝豆収穫機は、直接圃場(畑)に入れることが出来るので、畑で刈りとった枝豆を作業場まで運んで実をとる手間が一気に省ける。
収穫された茶豆は、地元メーカー製の洗浄機によって素早く洗浄され、手作業による選別工程へ。女性たちの手捌きは手慣れたものだった。
「私たちが茶豆を出荷しています。」
今年の気仙沼茶豆。
「実の入りも、味覚も最高です!」
式典
_収穫から出荷までの作業を見学した後、圃場に隣接する「階上大谷地区ライスセンター」内に会場を移して収穫祭の式典が行われた。会場には華美な装飾も、高いステージもないが、これが農家の仕事場であり、この毎日使っている仕事場での式典には、「農で町を立て直す」という強い心意気が感じられた。
主催者挨拶
南三陸農業協同組合 代表理事組合長 高橋 正 様
我々がへこたれる訳には行かない。
_昨年に続き今年で2回目の収穫祭となりますが、気仙沼茶豆に関しまして、昨年は気候的な問題もあり、決して満足のいく出来ではありませんでした。しかし今年は夏場の天候にも恵まれ、非常に良い出来栄えです。これで復興に大きな弾みがつけられる、と期待をしております。
_またミニトマトのアンジェレは、全農が一元販売するすばらしいミニトマトでございます。卓球の石川佳純選手がモデルとなって宣伝をしてくれておりますが、これを復興のシンボルとして南三陸から発信をしていきたいという思いから、今年はミニトマトと茶豆の同時収穫祭となりました。
_3.11で多くの農家が農業機械を流失し失意に暮れる中、佐藤組合長がいち早く立ち上がり営農に取り組まれたことで、ほかの被災農家が「私もやろう」と勇気を貰いました。そうした中で、今度は我々農協が前面に立たねばという思いから、農業機械を寄付する仕組みづくりなどに取り組みました。今後の取組みとして、農地の復旧に加え、地域ブランドの確立をテーマに掲げました。
_残念ながら農地の復旧につきましては、いまだ10%に留まっております。しかし旧来の形に復旧するだけでは持続的な農地として利用していくのは困難であるということで、区画整理をし、大型機械が入るような農地づくりを目指しています。現在は権利関係の調整もあり、そのための生みの苦しみを感じているところであります。しかし平成27年度には被災農地の8割近くを復旧させるという計画の下、復旧に努めております。
_ここで懸念されるのは、農地を所有している組合の方の「気持ち」です。アンケートをとりますと「もう農業ができない」、「機械もないし年もとっている」というような声が聞こえてきます。しかし作付けをし、農業生産を拡大していくことがこの地域の産業の復興につながるのです。ぜひ皆さんのお力をお借りし、生産の強化をはかっていきたいと考えております。
_ここへ到るまで、いろいろな方々にご支援をいただいております。そのために「我々がへこたれるわけにはいかない」と発破をかけ一同頑張っております。
_私はこの地域を宝の山であると考えます。海の幸に山の幸、農作物。気仙沼地域にはこうしたすばらしい食材がたくさんあります。これらをコラボレーションさせることで、他の地域には絶対に負けない素晴らしい地域づくりができるであろうと考えております。
_また同時に、地域の作物をブランド化することを目指しております。「黄金郷」と呼ばれる黄色い輪菊。また「南三陸春告げやさい」として、5品目を選定しております。そしてここに今回、気仙沼茶豆とアンジェレが加わるのです。
_着々とすすめていたブランドづくりも、震災によって一度は頓挫してしまいました。しかし今までのことは今までのこととして、新しい形で前に進んでもらいたい。その先頭に立っていきたいと考えております。
_私の好きな言葉に、二宮尊徳の「この秋は雨か嵐かしらねども、今日のつとめに田草取るなり」という言葉があります。収穫は天候しだいでどうなるかわからない。しかしその収穫を目指し、今日一日田の草をとり、稲を世話していくことが私の仕事であると。こういう気持ちで日々一歩ずつ前へ進みたいと思っております。
キリンビールマーケティング株式会社 東北統括本部宮城支社長 小西 弘晃
気仙沼地域は食の宝庫
_先ほど組合長のお話にもございましたが、被災直後は農業機械のほとんどが流失したということで、必要な農機具の調達のお手伝いをさせていただきました。その際にはJA全農様の中古農機機械流通のシステムを利用させていただきました。先ほどのお話にもございました通り、今後は地域ブランドの確立や、6次産業化を進めることによって「もう一度農業をやってみよう」という営農への意欲も高まるのではないかと思います。そのためにも、これまで以上に生産した作物が市場へ流通し、食される状況が求められます。
_さて、私がなぜこのような赤いハッピを着て出てきたのか、説明をさせてください。ただいま私どもは9月9日から10月31日まで「選ぼう ニッポンのうまい!2013プレゼントキャンペーン」をやっております。日本全国47都道府県の美味しいものを1品、全国600名の皆さまに差し上げるという内容のキャンペーンです。
_宮城県は海産物を選択させていただき、気仙沼の「戻り鰹」と「あぶりさんま」をプレゼントすることになりました。また、今回のキャンペーンでは、各県別の賞品の他に、復興応援特別賞として、岩手、宮城、福島から、美味しいものを紹介したいと考えております。宮城からは、カキフライとお米のセットをプレゼントします。こうした一連のキャンペーンから知名度アップにつなげ、商談の機会を増やし、販路を拡大していただく一助となればと考えております。
_気仙沼地域には茶豆や海の幸など、美味しいものがたくさんございます。食材王国宮城における「食の宝庫」と言ってもよいと思います。私どももキリンの商品だけではなく、宮城の美味しいものを旬にあわせて全国へPRすることで、少しでも販路拡大のお手伝いになればと思っております。
来賓挨拶
気仙沼市 産業部 農林課長補佐 三浦 幸彦 様
(市長メッセージ代読)
気仙沼ブランド力の一層の高まりを祈念して。
_「気仙沼茶豆&アンジェレ大収穫祭」に当たり、一言お祝いを申し上げます。
_まず東日本大震災で被災された地域農業の復旧復興に日々ご尽力されておりますJA南三陸の高橋組合長をはじめ、役職員の皆さま、階上生産組合の皆さまに心より敬意を表しますと共に、お集まりの皆さまには本市農業の振興に格別なるご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
_生産者の皆さまにおかれましては自宅や農地、農業機械に甚大な被害を受けながら、迅速に生産施設や農業機械を再整備し、震災によっても途切れることなく、地域ブランドである気仙沼茶豆の生産に取り組まれておりますことは、大変意義深いことであると考えております。また復興のシンボルとすべくアンジェレという新しい品種に積極的に取り組み、本日の収穫祭を迎えられたことに対し、あらためて敬意を表するものであります。
_ここ階上大谷地区においては廃棄物処理関連の用地としてご協力をいただくなど、農家の皆さまにはご迷惑をおかけしておりますが、本市といたしましては地域農業の復興に向けて当地区の4カ所で圃場整備に取り組んでおり、今後貴農協をはじめ、関係機関、団体と連携し、事業の推進と営農計画の策定を図るなど、一日も早い復旧復興に努める所存でございますので、今後なお一層のご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
_結びに、本年も気仙沼茶豆が全国の多くの方々に愛され、気仙沼ブランドとして一層評価が高まるとともに、アンジェレが新たな地域作物として根付くことをご祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。気仙沼市長菅原茂、代読。
協力団体挨拶
JA全農宮城県本部 副本部長 仁科 祐一 様
自慢の味をご堪能ください。
_キリン様とは昨年から「復興応援キリン絆プロジェクト」で協力をさせていただき、多大なるご支援を受けております。厚くお礼を申し上げます。さらに特に今年は地域ブランドの育成や6次産業化にあたり、引き続き継続的にご支援いただくということで、重ね重ね感謝する次第でございます。このような取り組みをされている企業は他にございません。あらためて宮城県JAグループを代表してお礼を申し上げたいと思います。
_この収穫祭は昨年、気仙沼茶豆のみで行なわれました。しかし今年はそこへアンジェレが加わったことで、収穫祭に彩りが添えられたのではないでしょうか。
_キリンシティ様では茶豆を販売していただいております。さらに今後はアンジェレの提供も検討されているということでした。今日は試食があるということで、皆さまにも喜んでいただけるのでは、と非常に楽しみにしております。ぜひ自慢の味を堪能ください。
_全農は、被災直後から農協とともに農業の復興に取り組んでまいりました。しかし我々にはまだまだなすべきことがあります。今回のこのような収穫祭が着実に復旧復興への歩みを加速させるものと信じてやみません。
JA全農 営農販売企画部 部長 中澤 靖彦 様
アンジェレの夏の大生産地を目指して
_アンジェレは、全農がスイスから導入し、日本における独占的な生産販売の権利を有しているミニトマトでございます。プラム型で非常に色鮮やか。普通に育てて糖度8度をクリアすることができる。アミノ酸もたっぷり含まれておりまして、非常に食味がいい。そしてリコピンなど抗酸化作用のある美容に良い成分も他のミニトマトと比べてかなり多いというデータが出ております。さらにゼリー質が少なく、かじっても実が飛び散りません。そしてヘタがないので食べやすい。私たちはこのトマトの導入にあたり、従来のようにサラダに使用するのもよいですが、おやつやお酒のお供といった、新しいコンセプトで売り出すことにしました。
_全農としては一生懸命マーケティングし、5年前から試験的な導入に取り組んできました。3年前、ちょうど震災の年から、恒常的な生産も行っています。最初は1.7ヘクタール、次が4.4ヘクタール、そして今年は12ヘクタールと順調に生産も伸ばしております。
_今年は17の都道府県で35の生産者さんにご協力いただいております。販売先からも非常に好評で、首都圏では「サミット」さん、大阪圏では「イズミヤ」さんというスーパーマーケット、それからコープネット等の共同購入システムにも乗せていただいております。
_それからキリンシティさんには2年前、「毎月変わる食材」の中に一つ入れていただいた経緯があります。テスト販売をした結果、全部で25品目ほどあった中で上から4番目の高評価をいただきました。ただ残念ながら当時は作付面積が少なく、キリンシティさんに継続的に置いていただくには至りませんでした。今後再びお試しいただけるように、さらなる収穫増を目指しております。
_そんなアンジェレですが、一つだけ問題があります。先ほどは全国17都道府県で販売されているとお話しましたが、実は生産が極端に西高東低に偏っています。そのため出荷時期も冬春に偏っています。現在、全体で12ヘクタールある内の9ヘクタールが熊本県。そのため、夏秋の時期は市場でも品薄になってしまいます。ということで、南三陸をはじめとする宮城県、そして岩手県で夏の大生産地を作っていただきたい、ということで私たちも期待をかけております。おかげさまで宮城は2反歩(約0.2ヘクタール)、岩手は4反歩と、まだまだ少ないですけれども、作っていただいております。
_先ほど組合長がおっしゃっていた豊穣なる大地の復興に少しでも役立つように、そしてこのアンジェレの赤い実が復興のシンボルとなるように、これからも全力を挙げて支援をしていきたいと思います。
公益社団法人日本フィランソロピー協会 事業開発チーム リーダー 桑名 隆滋
_私は今朝、仙台からレンタカーで気仙沼まで参りました。そのとき窓外の風景を見て、「この畑や水田がもしなくなるとしたら、あとにはどんな風景が取って代わりうるのだろうか。田畑に代わる景色が想像できない」と改めて思いました。やはり農地復興というのは各地域の再建に繋がるものだと思っています。そういう想いで、非力ながら、事務局という立場でお手伝いをさせていただいております。
_南三陸の春告げ丼、それから気仙沼茶豆とアンジェレの導入。非常に複合的な取り組みをされていらっしゃると感じております。海の幸、陸の幸、そして山の幸。山・海・野の季節の美味なるものを組み合わせることで新しい価値を創り出す。そのパワーの源をぜひ勉強させていただきたいと思っております。
記念撮影、餅まき、試食、そしてエールの交換
_式典の最後には記念撮影があり、ライスセンターの外で餅まきが行われた。今年の田畑の恵みに感謝し、復興への思いを込めて、白い丸餅がたくさんまかれた。噛みしめる程に素朴な甘みが口中に広がった。
餅まき。豊穣御礼、復興祈願!
_餅まきが終わると、気仙沼アイドル「SCK GIRLS」からの応援メッセージを伝えるビデオが上映された。SCKというグループ名は、「産地、直送、気仙沼」の頭文字から採ったとのこと。気仙沼地方の食の拡がりは、世代を越え、地域を越える、そんなイメージが浮かんだ。
SCKメンバーの一人が収穫祭に参加してくれた。
_JA全農営農販売企画部アグリ情報室長の小林茂之様よりアンジェレ栽培の経緯について説明があった。特に、塩害の影響が出たハウスへ導入したトロ箱養液栽培システム「うぃずOne」の説明には、会場全体が耳を傾けていた。知恵と技術が可能性を拡げることを確認しつつ。
_※「うぃずOne」は、①液肥混入機「ミニシステム」、②かん水資材(ドリッパー)、③発泡スチロール栽培槽「プラスBOX」、④園芸用培土、⑤液肥で構成される栽培システムの商品名。
「ミニシステム」は、乾電池駆動のため、水圧さえ確保できればどこにでも設置できる低価格の液肥混入機。
「プラスBOX」は、JA全農と大手発泡スチロールメーカー株式会社羽根が共同で開発したトロ箱養液栽培専用の栽培槽で、従来の栽培槽に比べ排水性・利便性に優れている。
気仙沼茶豆とアンジェレの試食会
エールの交換
復興への取組を鼓舞するため、階上生産組合組合長の佐藤美千夫様、気仙沼地方振興事務所農林振興部の津場俊行様によるエールの交換が行われた。農業の復興には、生産者と行政のしっかりした連携が不可欠だ。
閉会
南三陸農業協同組合 代表理事専務 遠藤 一男 様
「復興は緒に就いたばかり。生産者として、気仙沼茶豆とアンジェレを地元の特産品として育て上げて行こう。」
南三陸農業協同組合代表理事専務の遠藤一男様の決意のこもった挨拶で今年の「JA南三陸 気仙沼茶豆&アンジェレ大収穫祭」は滞りなく終了した。
復興の新しいシンボルとして
_ようやくここに来て立ち上がる体制は出来てきましたが、復興はまだまだこれからです。気仙沼茶豆もアンジェレも、今後もっと生産高を上げ、知名度を高め、地域復興のシンボルとして、また地域の特産品として価値を高めるべく、生産者と共に進んで行きたいと思います。
訪問者インタビュー点描
早稲田大学の学生の皆さんが収穫祭を見に来てくれた。インタビューをお願いすると快く応じてくれた。
_今回は「スローシティを追いかける」をテーマとした授業の一環でお邪魔しました。震災復興のまちづくりを考えることを主眼に置き、現在は気仙沼の農業や水産業を半年間追いかける予定です。今、気仙沼の研究をスタートして一か月。
_今日の収穫祭は予想以上の盛り上がりで驚きました。美味しいものを沢山いただけて、ひたすらうれしいです。気仙沼には「人」の温もりと活力を感じました。実はもっと寂しい雰囲気をイメージしていたのですが、非常に活気を感じ、驚いています。
_私たちは昨日気仙沼入りし、今日帰京します。そして11月ぐらいに再訪する予定です。
_彼ら彼女らが、この地域の農業とそれを担う人々に思いを寄せてくれたことを無性に嬉しく思った。11月の再訪では、きっとまた新しい絆が生まれることだろう。
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