こえたばブック岡本綺堂半七捕物帳 猫騒動


◎半七捕物帳 猫騒動

著者:岡本綺堂 (著者について

作品について:
文久2(1862)年も秋深い9月。芝神明宮近くの裏店に住む老女おまきは無類の猫好き。魚屋を営む息子の七之助は、働き者で評判の孝行息子だが、おまきの方は十五、六匹の猫を飼い、近所の住人達に『猫婆』と呼ばれて嫌われている。迷惑した隣人達が家主と語らって猫を捨てに行くが、すぐに戻ってきて埒があかない。化け猫との評判まで立ち、結局俵に詰めて海に投げ込むという荒療治でカタがついたが、その七日後おまきが頓死した。脳天には打ち傷が一つ。病気か、殺しか、それとも猫の祟りか? 子分湯屋熊が聞き込んできたこの話に、半七は俄然興味を示す。

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01 猫騒動-01 13分19秒 01ストリーミング
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音訳者:(01〜04)若松 みよ

原稿について(青空文庫より抜粋)

底本:
「時代推理小説 半七捕物帳(一)」光文社文庫、光文社 1985(昭和60)年11月20日初版第1刷発行

入力者名 : tatsuki (青空文庫)
校正者名 : 山本奈津恵 (青空文庫)

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