第181回
フォーラム：選ばれる企業になるために
共催：株式会社 博報堂
企画協力：企業の社会的責任推進プロジェクト
企業活動のすべての段階で社会性が問われる「企業の社会的責任（CSR）」への関心が高まっています。この流れの中で、フィランソロピーも、単なる社会貢献として独立して捉えるのではなく、CSRの下に位置付けようとする方向にあります。しかしながら、現実には、長引く不況下で、フィランソロピーを企業文化として定着させるために必要なことは何かという議論を深めることが肝要です。
このフォーラムでは、昨今よく言われている「戦略的フィランソロピー」の本質を探り、「戦略」か「慈善」かという二者択一論を超えて、企業が社会性を追求することによって、いかに市場と社会の両方にとって好循環を創り出すことができるのか、企業の持つリソースを「社会性」というキーワードのもとにいかに有効活用できるのか、その結果、より高い企業価値を生み出すことが可能であるか、今後、求められる企業像について議論します。
日 時
2003年11月6日（木）18:30～21:00
プログラム
18:30 開会
18:35～19:10 基調報告
・企業の社会貢献[フィランソロピー]に関する意識・実態調査
社団法人日本フィランソロピー協会
・NPOと企業の連携に関する意識調査
株式会社 博報堂 企業・NPO協働プロジェクト
19:15～21:00 討論
＜パネリスト＞
川北 秀人 氏
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表
木内 孝 氏
元･米国三菱電機 社長、NPOフューチャー500 会長
栗山 泰史 氏
株式会社 損害保険ジャパン
コーポレートコミュニケーション企画部 部長
米倉 誠一郎 氏
一橋大学イノベーション研究センター 教授
＜コーディネーター＞
佐藤 雄二郎 氏
社団法人 共同通信社 経済部副部長
18:35～19:10 基調報告
当協会では2003年９月下旬から10月初旬にかけ、企業フィランソロピーに対する地域社会の期待と現実について、各社社会貢献担当者へのアンケートを実施しました。結果報告を通じて、実際に地域社会からの要請と企業の間で試行錯誤する担当者が抱える問題意識を探り、今後の企業フィランソロピー、CSR推進への参考とするのが目的です。共催の株式会社博報堂のプロジェクトで実施したNPOリーダー層に対する企業との連携意識等についての調査結果の概要から抽出された課題も提起します。
社団法人日本フィランソロピー協会
株式会社 博報堂 企業・NPO協働プロジェクト
企業が経済的成長を果たすだけでなく、投資家、消費者、従業員、地域社会、NPO／NGPなど多様なステークホールダーズとの関わりの中で、社会性を強化することの効用と課題とは何か、また、閉塞する日本経済、元気のない地域社会を活性化するために、企業に求められること、しなければならないことは何か、21世紀の目指すべき企業の社会的責任について考えます。
川北 秀人 氏
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表
企業がNPO／NGOと連携し、社会的役割をどう担うかを研究また推進する立場から、欧米、日本における各企業のCSRの取り組みの現状と課題について語っていただきます。
元･米国三菱電機 社長、NPOフューチャー500 会長
米国三菱電機の社長としての経験から、社会性を追求することによって企業経営の好循環を創り出していくための従業員、顧客、株主、地域社会とのかかわりについて、またNPO経営者として、企業の経営者の視点をどう活かしていくか、今後の企業とNPOの連携について提言いただきます。
株式会社 損害保険ジャパン
コーポレートコミュニケーション企画部 部長
企業の社会的責任をトップ自ら積極的に推進している同社におけるCSRの取り組み、考え方、現状と課題、展望などについて、企業内の問題にも触れながら、その推進役として語っていただきます。
一橋大学イノベーション研究センター 教授
企業経営のイノベーションを中心とした経営戦略の第一人者として、日本企業が不況から脱出する為の出口はどこにあるのか、ビジネスマンが元気と誇りを取り戻すための企業経営と組織変革について語っていただきます。
佐藤 雄二郎 氏
社団法人 共同通信社 経済部副部長
会 場
東京商工会議所 講堂
東京都千代田区丸の内3-2-2
＜最寄駅＞
・都営地下鉄 ●三田線「日比谷駅」徒歩３分
・営団地下鉄 ●千代田線「二重橋前駅」徒歩２分
・営団地下鉄 ●日比谷線「日比谷駅」徒歩５分
・営団地下鉄 ●有楽町線「有楽町駅」徒歩３分 いずれもB7出口経由
・営団地下鉄 ●丸の内線「東京駅」徒歩10分
・JR「有楽町駅」徒歩５分
・JR「東京駅」丸の内南口徒歩10分
東京都千代田区丸の内3-2-2
＜最寄駅＞
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・営団地下鉄 ●日比谷線「日比谷駅」徒歩５分
・営団地下鉄 ●有楽町線「有楽町駅」徒歩３分 いずれもB7出口経由
・営団地下鉄 ●丸の内線「東京駅」徒歩10分
・JR「有楽町駅」徒歩５分
・JR「東京駅」丸の内南口徒歩10分
参加費
3,000円
定 員
80名
お問合せ
■ 定例セミナーとは・・・
８月の除く毎月、フィランソロピーに関心のある企業、個人、NPO･NGO、研究者などさまざまな方々にご参加いただいています。フィランソロピーに関する幅広い分野から毎回テーマを吟味し、楽しみながら社会貢献の理解促進・活動ノウハウを得る機会としていただいております。イベントや交流会では、講師・さまざまな参加者とのネットワークを広げることができ好評です。
みなさまお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。
＜2003年度 幹事企業ご紹介＞
本セミナーは、当協会を事務局とした企業幹事制を採り、年間テーマに沿って幹事の皆さまに企画・運営をお手伝いいただいています。
■ コスモ石油株式会社
■ 第一生命保険相互会社
■ 三菱電機株式会社
本セミナーは、当協会を事務局とした企業幹事制を採り、年間テーマに沿って幹事の皆さまに企画・運営をお手伝いいただいています。
■ 第一生命保険相互会社
■ 三菱電機株式会社
