東日本大震災の支援金として、当協会フィランソロピーバンクにも多くの企業様からご寄付をいただきました。2011年最後のセミナーでは、フィランソロピーバンクの寄付先で、実りある活動を展開いただいている団体の中から3団体をお招きし、活動状況や今後の展望についてご紹介いただきます。企業として、個人として、今後の中・長期的な支援を考える際のヒントにしていただければと思います。
石本 めぐみ 氏
RQ被災地女性支援センター リーダー
<活動概要>
被災地女性支援センターの立ち上げ、運営を行い、女性を含む社会的弱者が置き去りにされることのないよう、継続的な支援活動を実施。仮設住宅集会所で開催している「手作り講座」は、参加者の方々の新しいコミュニティ形成にも繋がっている。
高橋 雅子 氏
ARTS for HOPE 代表
<活動概要>
心の回復のサポートを目的に、ホスピタルアートの手法を用い、「ものづくり」と「アート」を楽しむプログラムを巡回実施。子どもから高齢者までを対象に、児童館や保育所、病院、仮設住宅などに、心穏やかな時間を届けている。
立花 貴 氏
一般社団法人 Sweet Treat 311 代表
<活動概要>
「こどもたちに笑顔を」パティシエの作ったスイーツを被災地に届ける活動は、多くのこどもたちを笑顔にしてきた。「日本で一番厳しい環境のこどもたちに日本で一番豊かな教育を」を標榜し、石巻市立雄勝中学校を中心に学びの支援も実施。