主催：公益社団法人日本フィランソロピー協会　　協力：株式会社 電通

一見するとなにも関連がない「旅行」と「昆虫食」。
旅で視野が広がるように、未来の食の可能性を拓くコオロギに着目し、旅行会社としては前代未聞の昆虫食の事業化に向けて現在実証実験中の老舗大手旅行会社 近畿日本ツーリストを傘下に持つKNT-CTホールディングス・未来創造事業担当の佐藤優麗香さん。 佐藤さんの発案をともに現実化させたのは、ソーシャルビジネスを手がけるMNH社長の小澤尚弘さん。「コオロギは地球を救う」の合言葉のもとコオロギフードを開発してきた、日本の昆虫食のパイオニアです。「異業種コラボはSDGsの新領域に立ち向かうヒントにもなる」と小澤さんが期待するように、佐藤さんの想いは今や、世界的な飢餓問題への挑戦につながっています。本セミナーでは、日本ではまだまだマイナーな昆虫食を、どのように社内承認させ新規事業案につなげたのかについて、佐藤さんの社内突破プロセスについて語っていただきます。 「社内でCSRの意義を浸透させたい」「自社のリソースに限界を感じている」「新しい形の社会貢献を考えたい」と悩むCSR担当部署の皆さまにとって、一見関連のない領域に活路を見出し、その意義を社内に周知のうえ、企業の社会的パフォーマンスに昇華させようとしているプロセスは、目から鱗のヒントになるでしょう。あわせて、なかなか聞けない異業種コラボのノウハウも楽しくお伝えします。CSR担当部署の新たな役割を発見する機会として、奮ってご参加ください。

「第411回定例セミナーのご案内」おわり