こえたばブック海野十三第五氷河期


◎第五氷河期

著者:海野十三 (著者について

作品について:
大地が揺れ、空が黒く覆われるとき新たな冬の時代、第五氷河期がやってくる。「氷河狂」と呼ばれる科学者・北見博士はその時!? 果たして人類は生き残ることができるか? 小松左京の「日本沈没」にも通じるようなセンセーショナルな構想を描くこの作品は、「日本SFの祖」と言われる海野十三の先駆性を窺い知ることのできる作品のひとつである。現在の感覚から考えると、SFの骨格だけで、サイドストーリーのかけらもない作品ではあるが、人気のあった探偵小説とはいえ発表機会の限られていた時代の先駆的なサイエンスフィクションには、長編を書き下ろす機会はほとんどなかった。しかし、当時の読者にとって、充分以上に刺激的だったであろうことは今でも感じ取ることができるだろう。(大野晋)

音声ファイル

番号
作品名

録音時間

再生方法
01 第五氷河期-01 06分56秒 01ストリーミング
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02 第五氷河期-02 08分49秒 02ストリーミング
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03 第五氷河期-03 06分55秒 03ストリーミング
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04 第五氷河期-04 12分30秒 04ストリーミング
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05 第五氷河期-05 08分30秒 05ストリーミング
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06 第五氷河期-06 10分06秒 06ストリーミング
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音訳者:(01〜06)中村 万里

原稿について(青空文庫より抜粋)

底本:
「十八時の音楽浴」早川文庫 早川書房、初版発行日:1976(昭和51)年1月15日発行、入力に使用:1990(平成2)年4月30日2刷、校正に使用:1990(平成2)年4月30日第2刷

入力者名 : 大野晋 (青空文庫)
校正者名 : 鈴木伸吾 (青空文庫)

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