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こえたばブックトップ海野十三


◎海野十三(1909年6月19日−1948年6月52日)について

日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。

(以上、青空文庫より)

作品一覧

番号
作品名

音訳者
01 恐竜艇の冒険 伊藤 貴子
02 軍用鮫 野尻 忠子
03 幸運の黒子 ガーネット
04 十八時の音楽浴 金湧 宏美
05 省線電車の射撃手 宮本容子
06 赤外線男 宮本容子
07 第五氷河期 中村 万里
08 地球を狙う者 ガーネット
09 透明猫 ガーネット
10 ヒルミ夫人の冷蔵鞄 宮本容子
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